『Spacewalk』で Linux 管理ツールの強化を図る Red Hat

Red Hatの『Spacewalk』プロジェクトが姿を現しつつある。このプロジェクトはシステム管理製品『Red Hat Network Satellite』(RHN Satellite) の開発を進めようとするものだ。

複数のサーバーでソフトウェアを配備および更新するための管理機能を提供する RHN Satellite は、Red Hat ユーザーにとっては欠かせないツールだ。

Red Hat は6月19日、RHN Satellite の開発を促進するため、アップストリームとなるオープンソース版を作ることを目指してSpacewalk プロジェクトを開始した。Red Hat の経営幹部によると、Spacewalk はいまだに開発モデルの面で RHN Satellite のリリースとの整合性を図ろうとしている過程にあるという。

また、Spacewalk では RHN Satellite のデータベースをOracleのプロプライエタリなデータベースからオープンソースのデータベースに置き換えようとしている。これは、自社のビジネスのあらゆる面においてオープンソー ス モデルを効率的に活用しようという Red Hat の大規模な取組みの一環で、プロプライエタリなデータベースを使用することで生じるコストを削減することも狙っている。

RHN Satellite と Spacewalk プロジェクトを担当しているプロダクトマネージャの Todd Warner 氏は、取材に対して次のように語った。「Spacewalk のソースコードはオープンソースだが、データベースにはプロプライエタリなバックエンドを使用している。オープンソース プロジェクトにとって、全ての要素がオープンソースで揃っているというのにプロプライエタリなデータベースが必要だというのは問題だ。われわれは、大きな アキレス腱ともいえるこの問題を是正するために、大きな努力を払うつもりだ」

Warner 氏の説明によると、今のところ RHN Satellite と Spacewalk では『Oracle 10g』を使っているという。

同氏は次のように述べている。「Spacewalk を成功させるために重要な条件の1つとして、オープンソースのデータベースをサポートすることが挙げられる。われわれはその目標に向かって大きく前進して いる。大量の作業が必要になるが、われわれはすでに『PostgreSQL』をサポートすることを約束しており、2009年中には作業を完了できる見込みだ」

引用:japan internet.com