iPhoneアプリを内製で開発、すべての外勤社員が利用して業務を効率化

物流用パレットのレンタル事業を手掛ける日本パレットレンタル(JPR)は2010年8月、iPhone向け業務アプリケーションの稼働を開始した。同 社では今年1月から、営業担当者を中心とした外勤社員と管理職の合計153人にiPhone 3GSを配布していた。このiPhoneを活用して、新たに開発した業務アプリケーションを利用。「業務スピードの向上を狙う」

新しい業務アプリケーションは大きく二つの機能を持つ。一つは、顧客の名称や所在地、連絡先、顧客ごとの契約内容を外出先で検索・閲覧できる営業担当者向けの機能。もう一つは、iPhone上で決済申請を確認して承認・否認できる管理職向けの機能である。

アプリケーションは社内に常駐する協力会社の社員2人と共同開発した。アプリケーション開発を主導した黒岩暁 情報本部情報システム部ITサービス課係長は、「柔軟に順次バージョンアップするため、あえて内製を選択した」という。iPhone向けアプリケーション の開発言語である「Objective-C」での開発経験はなかったが、「アップルへの申請や開発ノウハウの習得を含めても、4カ月で開発できた」としている。

今後は、iPhone向け業務アプリケーションを逐次改良していく計画だ。岡部本部長は「顧客情報の閲覧機能に、顧客の所在地を地図上にプロットする機能を追加する」という。

iPadの導入もテスト中だ。「iPhoneは細かい情報を表示させるには画面が小さい」(岡部本部長)ため、役員向けに5台の導入を検討している。加えて、営業担当者のプレゼンテーションにiPadを利用することも検討していくという。

 

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